時計修理事例の料金比較と写真

各種ブランド時計の修理事例の料金比較と写真を掲載しています。

グラデーション ROLEX 型番16233 オーバーホール事例

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今回の事例は、華やかなコンビカラーにグラデーションカラーの文字盤が個性的な
グラデーションロレックスデイトジャストです。

 

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今回はオーバーホールのみで交換の必要がある部品はありませんでした。

カレンダーは珍しいタイプでベージュがかった色合いです

 

ベルトの金色部分は金無垢ですが、時が経つにつれてが赤みを帯びたように

変色が進みますが、研磨処理により、元の輝きがよみがえります。

ご利用誠にありがとうございました。

 

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修理期間:約4週間
オーバーホール 基本料金 42,984円(税込)

ROLEX チェリーニ オーバーホール事例

今回の事例は繊細なデザインが魅力のロレックスチェリーニです。
品番3656    18金ホワイトゴールド

 

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チェリーニの歴史は古く、1928年に誕生しました。
その名称は、16世紀のイタリアルネッサンスの彫刻師であるベンベヌト・チェリーニに由来します。
1928年時点では、自動巻機構「パーペチュアル」と防水ケース
「オイスターケース」の登場前でありその機能が搭載されていないため、
文字盤には表示されていません。

 

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「このコレクションは、ロレックスのノウハウと高い完璧性を兼ね備え、
時代を越えたフォルムが時計製造の伝統を体現している。
落ち着きのある洗練されたライン、上質な素材、繊細な装飾など、
そのひとつ一つが時計製造における美学そのものである。」
出典元:ロレックス公式ウェブサイト

 

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シルバーにメタルバンドの薄型でメンズでもレディスのようにエレガントでクラシカルなデザインです。
上品な雰囲気はフォーマルな場所でも重宝されるでしょう。

ご利用誠にありがとうございました。

修理期間:約4週間
オーバーホール 基本料金 42,984円(税込)

ROLEX デイトジャストボーイズサイズ オーバーホール、及び2番車3番車交換事例

今回の事例はデイトジャストボーイズサイズ
メンズとレディスの中間くらいのサイズです。
シルバーに金の文字盤のモデルです。

 

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キャリバー2135
品番68274

 

ボーイズサイズの中の機械部分はレディスと同じです。
ケースに合わせるための枠がついています。

ボーイズやレディサイズのカレンダーはメンズのようなドーナツ型ではなく、
円形をしています。

 

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職人曰く部品が小さいとやはり分解しづらいようです。

今回内部のゼンマイが切れていませんでしたが、
消耗品なので、交換も基本料金に含まれています。

 

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ご利用誠にありがとうございました。

修理料金:86,184円(税込)
修理期間:約4週間
交換部品:2番車 21,600円(税込)
交換部品:3番車 21,600円(税込)
オーバーホール 基本料金 42,984円(税込)

ROLEXエクスプローラⅡ オーバーホール、及び2番車交換事例

 

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キャリバー3185
品番16570

今回の事例はエクスプローラⅡ
根強い人気のシルバーに黒の文字盤のモデルです。

外観はとても美しく丁寧に使用されていて、目立つ傷もみられません。

 

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しかしながら内部はゼンマイが切れていて、完全に止まっていました。
金属はどうしても年月とともに劣化が進みます。
診断の結果、摩耗により二番車を交換の必要もありました。


赤い色が見えるタイムゾーンにはルビーが使われています。
油がさせないほど、金属部分と一体型になっていますので、
文字盤同様、洗浄はできません。

 

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ご利用誠にありがとうございました。

修理料金:64,584円(税込)
修理期間:約4週間
交換部品:2番車 21,600円(税込)
オーバーホール 基本料金42,984円(税込)

ROLEXデイトジャスト オーバーホール事例

今回の事例はシルバーにネイビーの文字盤がスタイリッシュなモデルです。

キャリバー3135
品番16200

 

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メンテナンスとしてオーバーホールを希望とのことでした。

今回は診断の結果部品交換はございませんでした。

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ロレックスの構造はケースや外見は変わっても、
内部は30年位前から完成されていて、
ほとんど変化がないとのことです。

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 ご利用誠にありがとうございました。

オーバーホール 基本料金42,984円(税込)

 

ロレックス デイトジャスト オーバーホール事例

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ロレックスデイトジャスト キャリバー1570 リファレンス1601

今回の修理事例はクラシカルなシルバーの文字盤の7、80年ほど前のモデルです。

診断の結果、オイルの質が劣化し動きが悪くなるようです。
例えば振り子状に動くテンプには専用のオイルを塗布していますが、
油が切れてくると振り幅が小さくなる等、
動きに影響が出て部品の交換にもつながります。

 

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テンプは、テン輪、テン真、振り座などで構成される脱進機の一部です。
歯車のような重りでバネ状の部品を正確に動かす形状です。
とても繊細な作りで、破損防止のため、一旦分解してほかの部品を
外した後にまた土台に取り付けて洗浄します。

出車は、専用の出車抜きという工具を使います。

 

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歯車を取る前に、二番車につながって固定しているツツカナを
専用工具で外します。

輪列(歯車)受けを外します。
1番がゼンマイが入っている香箱、針につながるツツカナに通じる
2番車、3番車、4番車、ガンギ車をまとめて固定しています。

今回は特に部品の交換はございませんでした。

ご利用誠にありがとうございました。

オーバーホール 基本料金42,984円(税込)

ロレックス メンズエクスプローラⅡのOH

今回の修理事例はロレックス メンズエクスプローラⅡのオーバーホールです。

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品番16570 キャリバー3186

パーツ交換なし 

 

黒い文字盤がスタイリッシュで不動の人気を誇るモデルです。
ベルトには異常は見られませんでした。

 

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針が抜けにくいようです。
新しいモデルでオーバーホールをしたことのない時計の場合、
このような場合もあります。


力任せに抜こうとすると、針がゆがんでしまったりするので
工具を変更したり、傷をつけないようにカバーをつけたりと
細心の注意を払って作業を進めます。

 

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外見は変わらなくても、内部の留め具の数が違ったりした場合、
型番が変更される場合があります。
今回は短針を動かす構造に複雑な変更があったようです。

初めて分解するモデルの場合、職人の作業も手探りとなり
丁寧に確認しながら分解し、組み立てなおす時にスムーズに作業できるよう、
心がけます。

弊社のオーバーホールには基本的な研磨も含まれます。
ご利用誠にありがとうございました。

オーバーホール 42,984円(税込)

 

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職人が新しいキズミを見せてくれました。
キズミは、通常シンプルな形状のものばかりですが、
これはべゼルのような枠がついた、遊び心あふれるタイプです。