今回の修理事例はロレックス メンズエクスプローラⅡのオーバーホールです。
品番16570 キャリバー3186
パーツ交換なし
黒い文字盤がスタイリッシュで不動の人気を誇るモデルです。
ベルトには異常は見られませんでした。
針が抜けにくいようです。
新しいモデルでオーバーホールをしたことのない時計の場合、
このような場合もあります。
力任せに抜こうとすると、針がゆがんでしまったりするので
工具を変更したり、傷をつけないようにカバーをつけたりと
細心の注意を払って作業を進めます。
外見は変わらなくても、内部の留め具の数が違ったりした場合、
型番が変更される場合があります。
今回は短針を動かす構造に複雑な変更があったようです。
初めて分解するモデルの場合、職人の作業も手探りとなり
丁寧に確認しながら分解し、組み立てなおす時にスムーズに作業できるよう、
心がけます。
弊社のオーバーホールには基本的な研磨も含まれます。
ご利用誠にありがとうございました。
オーバーホール 42,984円(税込)
職人が新しいキズミを見せてくれました。
キズミは、通常シンプルな形状のものばかりですが、
これはべゼルのような枠がついた、遊び心あふれるタイプです。